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ランドナーって、、

みなさんこんにちは
サイクリングにはもってこいの気候ですが、
みなさん楽しんでおられるでしょうか?

空前のロードレーサーブームも少し落ち着き、
グラベルロードに移行したり、
はたまたバイクパッキングが流行ったり。
手持ちのロードレーサーを手軽に改造できる、アップデートできる。
楽しい!便利!クール!
良いことだと思います。
ロードでレースを続ける人は、それはそれ。
「自分はレースじゃなかった!」と気づいた人が、
そういったアウトドア方向へシフトしていったということでしょう。
当たり前といえば当たり前。
みんながみんな、スピード!タイム!なんてわけがないです。
冷静に自分の趣味を見直した結果です。
「何キロ走った?」「月間積算距離?」「最高速何キロ?」
トレーニングの見える化もよいですが、
もっと目に見える景色があるはずです。

ただ まだまだランドナーを選択する人が少ない気がします。
先日ある方とお話ししていて、こう言われました。

「ランドナーって乗らない人が乗るもんなんでしょ?、。」

正直、ショックでした。
それなりに自転車歴もあり、知識もある方でした。
よく言われる、「床の間自転車」
床の間に飾るだけで、乗らない自転車。
ランドナーって未だにそういうものだと思われてるんだな、と
あたらめて感じました。

1、ランドナーは床の間自転車か?
違います。
そういった趣味の方もいますが、
バンバン乗っている人も多数です。
趣味、趣向の違い、その人次第です。

2、「でもランドナーに乗ってる人を見かけないんだけど?」
ランドナーに乗る人は、あまり群れません。
主に一人や数名で走り、人里離れた場所を好みます。
よくある観光地にはあまりいません。
インスタ映えにさほど興味がありません。
ロードの様に隊列を組んで走る、なんてことはまずありません。
派手なジャージを着ません。
それゆえ、目立たないだけです。

3、ランドナーは「のんびりとしか」走れないか?
そんなことはないです。
設計次第で、ロードのような乗り味にもできます。
ただ、家路を急ぐことはあっても、
早く走ることに興味がない、
もっと他のことに意識が向いているだけです。

4、ランドナーは年寄りの乗り物か?
「ランドナーはまだ早い」と若い方が言いますが、
じゃあ、いつ乗るの?(笑)

5、雨降ったら乗らないから、泥除けはいらない。
雨の日はランドナーであっても乗りたくないです。
ただ、
雨上がりの水たまり、
泥だらけの農道、
ちょっとしたことを気にしないですみます。
その差は意外と大きいです。
泥除けがあれば、バッグも汚れません。
フロントバッグがあれば、
一眼レフカメラをさっと取り出せます。
おにぎりをさっと頬張れます。
リュックを背負って、背中が蒸れることもないです。

ランドナーって、
難しそうだし、
探してもなかなかないし、
ロードと違って、メーカー車も少ないし、、
ちょっと値段も高いし、
オーダーはさらに高いし、
なかなか手を出しづらいかもしれませんが、

興味があるなら、
ぜひ専門店を訪ねてください。
安易にネットなどで購入するのだけはやめてください。
全国各地に、数は少ないですが、良い専門店があります。
埼玉の東叡社、京都のグランボア、新宿ベロクラフト、浅草オオマエジムショ、
他にもたくさんあります。もちろん山音製輪所も。

ではでは