記念すべき初ブログ!の記事がバッグとなりました。
何かを始めるときはたいてい普通にならない私です。
今回はなかなかやりがいのある仕事でした。
バッグの修理です。
この12月の真ん中から北海道で野外キャンプツーリングに行くという、
それだけでかなりの変◯ぶりがうかがえる、
日本屈指の酷所キャンパー平野さんのキャンピング五点バッグセット
さすがというかんじの汚れっぷり、破れっぷりです。
しっかりと原型を保っているサイドバッグに比べ、
16年使っているというフロントバッグは触るのも、、ぐらいに
世界中どこにいっても盗まれないであろう風貌で、
これは撮る必要もないだろうと、記録を残さなかったことに、
後で後悔しています。
一応言葉で表現すると、
角という角がすり切れ、フタはちぎれてぶら下がっている状態。
革はひび割れ 、にじみ出した革の色が全体をコーヒー色に染め、
汗と涙の結晶に雨水とタバコが加わり、
えも言われぬニホイが〜〜
正直「ほんとうに直すのか」とひるみましたが、
はちきれんばかりの思い出がつまっているのでしょう。
フタの裏書きが訴えかけてきます。
これを直して文句無しとなれば、
まあ、大抵のキャンプツーリングは大丈夫でしょうし、
今後の製作のよいお手本になりそうです。
キャンピングの生の話はやはりおもしろい。
がぜん興味が湧いてきました。
私も来年の目標にしてみます。
よい刺激と軽い刺激臭、ごちそうさまでした。